博多で生まれ浜松で極まる伝統の水炊き、百年の歳月が語る鳥料理の真髄 | webメディア「ペロリ」

2019.09.12

静岡グルメ

浜松市千歳町　鳥料理　鳥徳

博多で生まれ浜松で極まる伝統の水炊き、百年の歳月が語る鳥料理の真髄

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博多で生まれ浜松で極まる今も受け継がれる本場の味

『鳥の水炊き』発祥といわれる博多。本場の銘店で修行し、伝統の味を受け継ぐ男が浜松千歳町で暖簾を掲げたのが100年前、鳥料理の銘店「鳥徳」の誕生である。浜松の地に料理店は数あれど、やはり百年の歴史も持つ店は数少ない。戦前、店舗には鳥小屋が併設され、鳥を中心に肉の卸商も営んでいたほどで食材の目利きには絶対の自信を持つ。

浜松街中の喧騒から一歩入った千歳の仲通り、当時と変わらぬ情緒ある佇まいの建物が迎え入れてくれる。店内に入ると一枚檜の柔らかい手触りの長いカウンターが歴史を感じさせ、3代目と4代目が料理する姿を横目にお酒と食事を楽しむことができる。和の落ち着いた雰囲気で、時には料理の内容を説明してもらったりと会話をしながら、ゆったりと味わうことができるので大人の時間を過ごしたい方にオススメ。一般家庭でも食される『水炊き』というシンプルな料理だが、透き通った出汁に厳選された鳥肉・野菜などの厳選食材の旨味が滲み出した絶品スープは、やはりここでしか味わえない。そのブレンドは100年以上の歴史が積みあげた深みを感じさせる。店主の丸さんが丁寧に火加減や食べ方を説明してくださるので安心して『水炊き』の美味しさを堪能、口の中で柔らかくほどける鳥肉を少し甘いオリジナルのポン酢で食べると、やはり『水炊き』は家ではなく、ここで食べたいと思わせてくれる。

新鮮な地場産の銘柄鳥を使った料理は、他にも自家製味噌との相性が抜群の『鳥の味噌鍋』、シンプルだからこそ職人技が活かされる『たれ焼き』、お酒のを飲みたい方のお供に最適な『鳥ささ身のわさび和え』サクッとした食感とジューシーな鳥肉が絶品の『チキンカツ』などなど、昔も今も浜松人の舌を喜ばせてやまない名物料理が目白押し。

水炊きコース：名物水炊きをメインに手羽先・鳥わさび和えなどの鳥料理はもちろん、刺身・雑炊と地元食材を活かしたコース料理。もちろん、鍋のみの注文にも対応してくれます。

鳥の脂と味噌の相性が絶品の『鳥の味噌鍋』

リピーター多数！お酒には『鳥ささ身のわさび和え』

王道ですが鳥徳が揚げると一味違います『チキンカツ』

浜松街中のビジネスパーソンを喜ばせる鳥徳のランチ

鳥徳が浜松で注目されている理由がもう一つ、オフィスの多い街中でビジネスパーソンが求める昼のランチである。創業当時から受け継がれる『親子丼』、鳥料理店だけに期待がおのずと高まるものの鳥の柔らかさはもちろん、ふわふわの卵と出汁が口の中で溶けていきます。『親子丼』も突き詰めればこうなるか！と100年の歴史に納得してしまう。他にも香ばしく焼きあげた鳥肉と醤油に漬け込んだ卵黄の組み合わせが堪らない『鳥西京焼と漬け卵黄丼』。『ももタレ焼き丼』『あんかけトマト親子丼』など汁物とサラダ、漬物がついてくるランチメニュー。お得に絶品鳥料理をお楽しみいただけます。